STUDIOLINE BRANDNEW EDITION


wtapsさんとの開発もとても楽しくお仕事しておりますが、クラスカさんなど仲良くさせて頂いてるところとは今後ともいろいろ思いつくままに作ってみるつもりです。あ、いや、思いつきだけではなくてもう少しキチンとした計画の中、新作などに取り組む決意が…そんななか、あるきっかけからスタジオラインを輸出する事になりましたのですこし書いてみます。
海外取引は随分と重ねてきたぼくらですが、思えば輸入だけの偏重だったのでは。もちろん海外からのお客様が大変気に入って下さり、お買い上げ戴いたケースも印象に残っています。NYCのACEホテルのスタッフ、イタリア、フランスの方、ドイツからのビジネスマンなどなど革のことを良く知っている地方の方々。しかしながら、輸出というのはまた違ったフェーズですし、サンフランシスコやオークランドなどというとそれも少ーし、眉がピクリと上がる条件のひとつです。ぼくたちが普段使ってるもの、そのなかでも大好きなもののもともとが生まれた場所ですから、やはり特別なエリアです。
いわばその本場たるところで、確かなる審美眼を備えつつセレクトブックショップを営むErikから、新しいお店に置きたいんだ、なんか素敵なトートを作ってくれないかな?…スイートなお声がかかりました。両手に抱えていたものを思わずバサリと落としてしまいましたが(そんな気がした)精一杯やってみます。
おそらく彼の名前をとってヘイウッドというモデルになると思いますが、ディーテイル完成後はもちろん日本でも販売させたいと思っています。