新築戸建住宅の屋根工事田園地帯ならではの大きな屋根。工事項目がひとつ。しかし、こういった本来あるべきところの外にあるもの。敢えてやり慣れたレパートリーの中には見当たらない戦術。自ら作り上げてきた知の蓄積を剥がして内面を探ろうとする行為。これらは自分のフィーリングをもう一度磨き直すことになるのだと思います。
施主 | 個人邸 |
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所在地 | 茨城県つくば市 |
工事種別 | 屋根工事 |
屋根面積 | 194.5㎡ (敷地面積:426.5㎡) |
主要仕上材 | 屋根材:大屋根 ガルバリウム鋼板一文字葺、 庇 ガルバリウム鋼板立平葺 |
首都圏の中でも田園地帯においては、充分な広さの庭が作れる。
勾配の緩い庇の谷部分。ここは谷樋を納める為、野地を一段下げた。この箇所は庭への出入り口となるので雨樋を設置。
東京の住宅と比較しても意味がないが、屋根の面積としては東京の3軒分はある。
設計者の意図で竪樋が庇を貫通する部分。
立平スタンディングシーム。流れは1000程度で、雨はそのまま軒先から自然流下させる
スタンディングシーム。今は嵌合式がほとんどだと思いますが、今回は手締め。仕上がりは良いですよパリッとして。
「ああやっぱりスタンディングシームってキレイだよな...」と施主も暮らしながら見るたびに思うならね?でもこれ見えないところなんです笑!