Design Office Akasaka

グラフィックデザインオフィス　赤坂
300㎡を超える２層物件に居心地の良さを求めた。

グラフィックデザインのオフィスはこの20年で最も様変わりしたものの一つだけれども、それは働き方にも目紛しい変化をもたらしている。
ある人は職住一体化にシフトし、郊外で生活のクオリティを高めながら仕事を組み込む場合もあれば、少人数のスクァッドで大プロジェクトに昼夜を問わず取り組み、大きな成果を創り上げていく人達もいる。今回は後者。
仕事の分担や一体感、纏めていくキーパースンの存在。会議の重要性。軽やかで伸びやかな環境。言うなれば仕事場には馴染み深い光景。
変化は重要なファクターだとされた頃よりもさらに進む現在の状況は、変わらないものの存在や明示されないものの根幹がどのようにあるべきなのか、構造や尺度をぼくらに問うてきた。
彼らと同様に心に届く仕事ができただろうか。