ルコルビュジェに師事され深い関わりをもたれた坂倉準三氏は日本の近代建築界を拓かれたパイオニア御本尊。
また幾人もの建築家を輩出した坂倉設計事務所も指折りの巨匠が集うところですが、
このたびヒトカタならぬご縁あってその作品である集合住宅の一戸を改装することになりました。
一目みてこりゃなんか違うな(いわゆるヤベーなってことです。ぼくの育った街にも同設計事務所による会議場とか公園とかその他結構あったんで、なんか懐かしいようなピンとくるものがあるというか)と感じましたが、築年数とその価値というのは反比例して下落するものではないと改めて確認しました。
時を経て風格の増した住宅というものも存在するのですね。日本じゃあんまりみないけど、寺社仏閣だけじゃないんだ。
やはり本物というものはそういうものですか。気合い入れていきます。